4月26日北辰テスト 国語レビュー
国語のレビューとなります。 県平均点59.8点
マークシート化に伴い、従来、大問1、3それぞれに記述問題が2問あったところ1つとなり、選択問題が増えました。
難易度の感覚としては例年並みという印象です。記述が減ったぶん、選択問題の難易度が上がるかと思いましたが、そうでもないようです。
大問1から見ていきます。
小説 にしがきようこ著 「僕たちのP」より
学校に馴染めないタイプの主人公が登山の経験を通じて人生に前向きになる という感じのお話です。
塾生ができなかったものは、問5記述問題 でした。要約する力というものをもう少し身につけていく必要がありそうです。
選択問題については、(6)の、適切でないもの を選ぶ問題が少し難しかった印象です。
この(6)では、毎回表現についての選択肢が必ず出ますので、対策をしていく必要がありそうです。
大問2
漢字・語彙・文法
知識問題です。ここ10年くらいを比較すると、この分野が苦手な子が増えたな というのが率直な印象です。
スマホ・Chromeの使用で、やはり語彙力漢字力がぐんと落ち込んでいます。
そういうわけで、漢字は皆さん苦手でした。 漢字検定なども取り入れつつ進めていきたいところですね。
圧巻・垂れる・険悪・保険・洗練 というところですが、意味がわからないという生徒もいるのではないかなという印象です。本を読まない子が増え、語彙力が著しく低下しているので、圧巻や、洗練は意味がわからず、書けないということもあるかと思います。
知らない言葉は書けないので、解き直しの際、上記の言葉にわからないものがあれば必ず意味も調べましょう。
文法や慣用句、四字熟語も同様、知っていれば簡単に取れる問題なので、きちっとやっておくことがおすすめです。
問6 実用的文章
ここ数年で定番化してきた問題ですね。
会話形式の中から必要な情報をいかに速く正確に探し出すか というものなので、初めから全部読む必要はありません。
設問から見て、必要な情報をささっと探す訓練をしましょう。
問題自体は簡単なので、時間のロスに注意しましょう。
大問3 説明文
橋本直樹 著 「食べることをどう考えるのか」
食料問題、食事の形の変化についての文章でした。
過去の食事、現代の食事 それぞれについて対比をしながらの文章構成となります。
筆者はどっちを批判しているのか、どんな点が良くないか ということを対比から読みとければ説明文は完答できるはずなので、そういった点をきちんと読み取りましょう。
ここでも記述問題の問い3の正答率が低かったように感じます。
記述は、「読む」「要約する」「言語化する」の三段階を踏むので、この何処かの力が欠けていてもできません。自分に足りないのはどこなのかな というのを見極め、勉強していきましょう。
選択問題は平均的な難易度でした。問6の文章要約が、少し難しめかもしれません。
大問4 古文
古今著聞集の一説 老僧の水練
リアルなのかなと思って読んでいると、突然訪れるファンタジー。やはり数々の超人がこの日の本の国には存在したようです。
水泳がすごいっていう人たちの、泳ぎが見たい!という子どもたちのワクワクに応えることができなかった僧侶たち。
「若い衆のええ感じの泳ぎを見せられずかたじけない。」
と、謝りに、湖の上を歩いてやってくる老僧。
え、立ち泳ぎなの?
それとも本当に水面を歩くまでの達人なの?
そもそもそれって水泳なんか?
疑問は尽きません。
内容はなんとなく理解できたものの
「え?どういうこと?」そんなのあり得なくない?
って思ってしまうと、問3あたりがうまく解けなくなってしまいます。
古文を読み慣れていると
「ああ、またか」
という感じで答えを出せるので、たくさんの古文を読み解きたいところですね。
水面を歩くおじいちゃん。
人と化し、主人公を救う大根。
笛が上手に吹ければ、泥棒は泣いて懺悔するし
和歌がうまく読めれば神様が奇跡を起こす。
それが古文!
面白いなあ!って思えるくらい、たくさんの古文に触れ、古文常識を身につけ、受験問題を紐解いていきましょう。
作文がなくなり、少し時間に余裕ができますね。
じっくり読む時間も取れるかと思います。
時間配分に気を配り、上手に問題を解いていくことが大切ですね。
以上、国語でした。
